出張から帰ってすぐの面談でした。
最近子どもが持って帰ってくる授業のプリントが、ほぼできてない・・・
どうやら、
■カタカナ読めてない
■漢字も読めてない、もちろん文字を書けない
と、かなり深刻になっている模様。
文字が文字として認識できてないんだろうな。。。
去年はひらがながそんな感じ。
小学校に入学して、前期にかなりの伸びを示していたのでおお!これは!と夫婦で喜んでいたのですが・・・ついに来たかーーーってことで、担任と特別支援コーディネーターとの面談となりました。
(今までの息子の経過は「子どもの発達」カテゴリを見てみてね!)
今回の教育相談は、ざっくり分けると
1.子どもの学校での様子
2.保護者の希望を聞く
3.実際にできることを考える
4.いつまでにどうするか、見通しを立てる
5.お返事お待ちください
こんな感じ。緊張がとけるまでに1時間半かかりました。
「保護者が動かなければ、学校は動かない」
基本、教員から「お子さんの発達が気になる」などの働きかけはありません。
保護者は「うちの子が障害者なんて、そんなはずはない」と想像以上に傷つくので。
コーディネーターの先生いわく、
「保護者に声をかけ、支援級に移るまで3年かかった」生徒もいて、
今回のような話から進められるのは稀なことなのだそうです。
でも、その間子どもはほったらかしですよ??
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学校での子どもの様子も分からないのに、
「保護者の方はどうなさりたいですか?」って・・・。
本来「子どものために何が一番良いのか」考えるのが保護者教員含め"大人の役割"ではないでしょうか。
勝手に、「教育ネグレクト」と命名。
さて、それぞれの内容をざっくり書いておきます。
1.子どもの学校での様子
・授業が分からないのか、ぼーっとして聞いてない場面が増えた
・話し合って何か進める授業に参加できず、隣の子が「話し合ってくれない」と言うことも
・体育のマット運動で本当にできないところを「ふざけてる」とお友達に注意されていた
テストも見せてもらうと、
・文章を音読しないと意味が分からない
新しい文章のテストは国語が1問しか書けず5点。
他の子はできてなくても6.7割できている。
・算数の抽象的概念が分かっていない
28.15のうち大きいのはどちら?
2・4・6・□・10・・・□分からず
これは・・・授業はほとんど理解できずに進んでいるのだろうな・・・
ただ、4月からの伸びは、本人が前向きに取り組んできた結果だと思うので、この前向きさ、まじめさを失わないようにしたい。
2.保護者の希望を聞く
数学のワーキングモデルを作成する方法?
「親は子どもの学校の様子がすべて分かるわけではないし、周囲との関係も見えない。できれば、教員がベターだと思う策を聞かせてほしいところです」
と伝えて、
・国語、算数の取り出し授業(他の授業は一斉で受ける)
ができたらいいねという話に。
3.実際にできることを考える
今回の面談ではコーディネーターの先生が遅れてきて、ここから話し合いに加わりました。
私と担任で、
「国・算すべて取出しがいいのでは?」
と伝えたところ、
「年度途中からできることは限られる」
とのこと。
・・・担任とコーディネーター、事前の打ち合わせしておいてよね・・・。
『すべての国・算を取り出しでできる人員はゼロ。
1年の支援級在籍で、2人完全取り出しで授業しているが、クラスが違う。
今からそのクラスに入るとしたら、そのクラスと国語・算数の時間割を揃えなければならなくなる。
また、種別が違う(そのお子さんたちは自閉)し授業の進度もバラバラ。
相手の保護者の方にも了承が必要だし、その先生も3人教えるのは厳しい。
なにより、今のスタイルで慣れてきたところに、いきなり「国・算できないから他のクラスへ行きましょう」と言われて息子君が納得するかどうか・・・。
それよりは、言葉の教室に納得して通っているのだから、まずは1時間ずつ取り出すことは可能なのでやってみて様子を見ては?』
と、↑にはまとめて書いていますが、ここにたどり着くまで、
「前の校長は途中で支援級に移るのは難しくないって聞いてたけど・・・」
ここで、私は日本語を学ぶことができますか?
「子どものためって言っても、結局人員がなければ何にもできないじゃん!」
など、イラっとする場面も。
まずは取り組めることがあっただけマシなのかもしれないけど。
4.いつまでにどうするか、見通しを立てる
とりあえず、12月の面談まで週1の取り出しで様子見。
2年からどうするかは1~3月までに校長とも面談して決める。
5.お返事お待ちください
校長が出張中だったので、また相談してお返事しますとのこと。
学校にいる日に相談すればよかった。。。
川崎の場合はすべての小学校に支援級があるし、その上言葉の教室が校内にあるので多少恵まれているかもしれません。
とりあえず、1年終了までの見通しが立ったのでホッとしましたが、
どっと疲れもしました。
これからどうなっちゃうんだろう?
定型発達なら、こんな面談もしなくてすむのに。
このまま、漢字、カタカナが読めないままだったりして。
お友達も離れていっちゃうのかな。
など、話しながらちょっと悲しくなって涙が出そうなときも。
担任の先生より、
「息子君は前向きで明るく、意地悪なところもなくまじめなので、いいところをぜひ伸ばしてきましょう!」
と励ましていただいたので、いろいろな方の手を借りながら子どもの健やかな成長を祈るしかないかなぁ・・・。
はじめから支援級の方がよかったのか、一斉の普通クラスで始められたのが良かったのか今となっては分かりませんが、子どものためにもうちょっとがんばろうと思います。
エリート教育とは残念ながら無縁だな・・・
ではまた
私学への助成署名受け付けております。
(続々いただいております。ありがとうございます!)
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